辛い学歴コンプレックスはすぐに解消できる
こんにちは!
学歴コンプレックスに悩んでいる、そういった方々の疑問について考えて行きます。
何故、学歴コンプレックスは起こってしまうのか、そしてそれにどう対処すれば良いかを自分の体験談も用いて話そうと思います。
目次
1.コンプレックスは人から
2.コンプレックスの解消法
3.まとめ
2310文字
(エラーで目次をリンクに出来ませんでした、申し訳ないです…)
1.コンプレックスは人から
日本には学歴を重要視する声も有ればそうでない声もあります。明確な結論はありません。
私は学歴を否定するつもりはありませんが、自身はまだ大学生という身で社会に出た経験があまりないので、学歴によって人生がどう変わるかということについては、別の大人の方に説明を任せます。
参考
社会人にとって学歴は大切だと思いますか? | 職業情報サイト キャリアガーデン
しかし、コンプレックスを感じて、何か生まれるのでしょうか?学歴の高い低いに関係なく、そこにコンプレックスを感じてネガティブな気分になっているのは人生を無駄にしているとしか思えません。
何故なら、まだ学歴が人生をどう左右するのかを多くの大学生は実感していないと思います。
私も不安はありますが、まだ実感していません。
ならどうしてコンプレックスを感じてしまうのでしょうか。様々な理由があると思いますが、ほとんどの理由は「他の人が学歴は重要だと言っているから」に繋がると思います。良い例としては、親、そして学校や塾の先生です。
親や学校や塾の先生の中で、「低い大学だと人生詰む」と言った厳しい言葉を使う人もいますが、事実かどうかは自分で体験してみないと分かりません。その先生は自分の体験談として言っているのかもしれませんが、今は色々と昔とは違い、学歴があまり重視されなくなってきたデータがあるのであまり正しいこととして受け取らない方が良いと思います。
もちろん、この変化が激しい時代だからこそ先行きが不透明だから学歴は出来るだけ高い方が良いという意見がありますが、そう考えても全然問題ないと思います。しかし、親は親として、先生は仕事として敢えて強く言っている場合もあるので真に受け過ぎるのは危険です。
私も受験期の頃は先生に散々ネガティブな事を言われて、何故そんなに言う必要があるのか、言ったらますますネガティブになって勉強ができず悪循環になる事は考えられないのかと思っていました。
親や先生方はここで頑張っておかないと人生において後々後悔するよと思い、強い言葉を選んでいらっしゃるのかもしれません。しかし、人生という言葉を使ったら目の前の受験に取り組むモチベーションを下げてしまう。受験失敗しても何とかなると思ってしまう。それは親、先生という立場からしてまずい。だから受験に対するポジティブな考えは受験を終えるまでは伝える事が難しいのです。
つまり、コンプレックスは人から言われて定着した固定観念から来ているのです。となると、コンプレックスと思うかどうかは自分自身にかかっています。そう思えば取り去るのはさほど難しくはありません。
コンプレックスを抱えている方は、学歴の高い低いに関係なく、まず自分の持っているコンプレックスを取り去るべきです。
私は志望校に不合格になって一時期絶望していましたが、ネガティブになっていても時間の無駄だと思い、考えないことにしました。その結果、今は何もコンプレックスを感じる事なく生活を送れています。人生は何とかなる、と思っています。
では、どうやって解消するのか、ということについて、次の章で話したいと思います。
2.コンプレックスの解消法
ここからは自分のアイデアであって即効性があるかどうかは分かりませんが、いくつか紹介します。
- 今置かれた状況を楽しむ
これは実際に自分がやっている事です。この自由な時期を生かしてやりたい事は何でも、思いついた時にやるようにしています。コンプレックスを感じてネガティブになっているまま大学生活を送っているのはもったいないとしか思えません。
2. 同志を見つけてコンプレックスを共有しあう
自分と同じ考えを持つ人がいることで楽観的になり、ストレス発散できます。
3. 防衛機制を働かせる
人間が無意識のうちに欲求不満を解消しようとするメカニズムの事ですが、
抑圧→忘れる
合理化→最もらしい理由をつける
同一視→志望校の人になりきる
代償→何か資格をとる、学歴ロンダリングをする
昇華→不合格体験記を書く
…
4. 行動して経験値を貯める
コンプレックスをブチ抜けるような自分の得意な事があったらそれを極めるのが良いですが、なければ色々な事に挑戦するのが良いと思います。
要は「人生何とかなる」と思えれば勝ちです。
コンプレックスを解消した証拠です。
3.まとめ
今は、「人生何とかなる」と思う事を勧めます。この学歴で不安であれば色々な事に挑戦して経験値を貯めるべきだと私は思っていますが、その学歴でコンプレックスを感じていると何も出来ないと思います。
人生は何とかなる。まだ大学生だけれども、今もこれからもずっとこの考え方で生きたい。勿論成功するための辛辣な努力は必要。誰よりも。
それでは。
誰も教えてくれなかった正しい過去問研究のやり方を紹介!堀江貴文から学ぶ
こんにちは。
よく「合格には過去問研究が大事」と言いますが、過去問研究とは実際具体的に何をどうすれば良いのか。戸惑った方も多いと思います。
私自身も受験期は、「研究って何?」「何をすれば良いのかさっぱりわからない」といつも思っていました。結果、必要な対策が分からず、不合格になってしまいました。
今回は過去問の正しい使い方について記事を書きたいと思います。
過去問研究とは、
実際に過去問を解く、見る(出来るだけ細かい部分まで)
→解く感覚を掴み、正解するためにどういう力が自分に足りないのかを考える
こういった行為だと考えています。
ここで大事なのは、赤本に書いてある「傾向と対策」のページでも、先輩の体験談でもなく、
解いた自分の感覚です。
他人がどういった研究をしたのかは関係ありません。自分に必要な対策を知るべきです。
目次
1.重要なのは「自分の感覚」
赤本には「傾向と対策」と言うページがあります。そこには向こうが研究して結論付けた、問題が解けるようになるための具体的な対策が書いてありますが、そこを重要視することは避けるべきです。
書いてある内容はあながち間違ってはいません。そのアドバイスだけ見て対策をすれば、ある程度問題は解けるでしょう。
しかし、過去問の対策には、言葉で説明出来ないことが沢山あります。これは「解いた感覚」で理解が出来ます。
例えば、早稲田大学教育学部<理科系>の赤本2020には、数学の対策として次のような文章が記されています。
まずは「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」「数学A」「数学B」の標準的な入試問題集でしっかり練習すること。それから過去の出題を参考に、標準レベル以上の問題に取り組めば良い。また、いくつかの分野からの融合問題も出題されるので、各分野間のつながりを十分に理解し、幅広い知識をもって、それらの問題にも対応できる力を養っておきたい。
出典 早稲田大学(教育学部〈理科系〉) (2020年版大学入試シリーズ)
パッと見ると、対策はこうすれば良いんだという事が頭に入ってくると思ってます。
ただ、"過去の出題を参考に、標準レベル以上の問題に取り組む"というのはどういった問題に取り組めば良いのでしょうか。過去問を解いてみなければ分かりません。
また、"各分野間のつながりを十分に理解し、幅広い知識をもって"とありますが、つながりというのはどういう事なのでしょうか?sin、cosが使われている積分の問題を図示して理解するということでしょうか?不明瞭で分かりにくい方も多いと思います。また、幅広い知識というのは、具体的にどういった物でしょうか?単語か、公式か、証明か、例題か、あるいは全部でしょうか?
その幅広い知識の中でどういう部分を、どのように使って問題を解いていけば良いのか、という所も知るべきポイントで、これも実際に解いて掴んだ方が早いです。
実際に過去問を解いて、見て、研究すると言葉では説明ができない事が「感覚」として分かると思います。
一口に「感覚」と言っても伝わりにくいと思うのですが、そういった「感覚」というものは、自分で解いて理解するしかありません。
ここで一つ例を。
かつて東京大学に合格された堀江貴文さんは過去問を何度も読み返して、英語は単語力との勝負であると結論付けました。文法を間違えてしまうのも全て単語の意味を取り違えているからだと。そして英単語帳を隅から隅まで全て覚え、現役合格を果たしたようです。
ここから学べることとしては、彼は彼なりの受験を突破する対策を研究し、見つけたということです。
彼は英語は単語力との勝負だと言っていますが、それを真に受けて同じ事をする人は少ないと思います。最も、それが合格への必須要項ならとっくに世の中の常識となり、受験生全員がやっている筈です。しかし、現実はそうはなっていません。
何故なら、人によって受かる対策というものは違うからです。それは、個人個人の思考回路の違いが一つの理由として挙げられます。
人の考え方や性格は人それぞれ。それと同じで、その人に合った、必要な対策にも個人差があると考えています。
もし必要な対策が全員同じならば、全員の考え方が一致していることになります。
だから、人によって合格する対策は違うと言わざるを得ないのです。
過去問のレビューと同じで、この大学に受かる為にはこんな勉強をしろと言う人を良く見かけます。そのやり方に従うのも悪いことではありません。
しかし、文面や口頭では全ては伝えきれません。何故なら、彼らが伝える問題の特徴というものには彼らなりの「解いた感覚」も混じっているからです。
2.過去問を解いた後のやり方
過去問を解いた後、ただ自分が苦手な部分を克服するだけでは学力アップは望めません。
もちろん、受験は大半は基礎力の勝負なので、基礎がなっていない苦手な部分をどれだけ克服して合格率を上げられるかが勝負所です。
しかし、もう一つのポイントは、どうして解けないのかをもっと細部まで研究することです。
解けなかった分野の例題を解きまくる、とりあえず過去問の答えを理解する、といった表面的なことはやめるべきです。
先述の堀江貴文さんの例のような悟りの領域に達する事ができるのが理想ですが、それが難しい場合には出来る限りの研究で良いです。
解けない理由を細部まで研究することによって、その問題をより自分の物として吸収する事ができます。
そうすることにより、必要な対策が見えてくるだけでなく、過去問という良問を自分の頭の中に入れる事ができます。これは大きな経験値になります。
最高の問題集は自分の頭の中にあります。
これはオリエンタルラジオの中田敦彦さんがアメトークで発した言葉ですが、まさにその通りだと思います。
3.おわりに
ここまでに述べた、過去問研究のポイントをまとめると、
・人のレビューに頼り過ぎない
・実際に自分で過去問を解く、見る
・その大学が求めている力を過去問を解いた感覚で理解する
・解けない理由を、問題を細部まで調べて考える
過去問を解いて、その大学の問題がどんな力を求めているのかを知るためには、実際に解いて感覚を掴んだ方が確実です。
人の書いたものにはその人の主観が含まれています。大事なことは、「自分はこういう対策をして、こう解けば良いんだ」という感覚を掴んで対策をすることだと考えます。人から言われた通りに対策をしても、自分の苦手な部分を掴んで克服するのは難しいです。
この記事が受験生の皆さんの合格の手助けとなれば幸いです。
それでは。
自己紹介
こんにちは。
学校生活と勉強について強い後悔と自論を持っている大学生です。
普段は大学で勉強しつつ、自分のやりたい事は経験としてどんどん挑戦する様にしています。
Twitter @wokoprogram
フォロワー数が徐々に増えています。ありがとうございますm(__)m
過去
小2〜中2までいじめを受ける→悲観的になる→いじめを受けないよう、平和な高校の受験に命を懸ける→受験成功→高校3年間を殆ど勉強に費す→鬱→東工大不合格→明治大学生
このブログについて
自分の経験と世の中の常識、固定観念を照らし合わせて、ぶった斬ります。特に学校生活や勉強について。
世間一般とは変わった見方をして、新しい発見を綴ります。
個人的な価値観とか
主に自分の考え方、性格です。
・趣味はYouTube、Twitter、ブログ、チェスです。
・お気に入りの本は、「嫌われる勇気」、「多動力」、最近では「世界のエリートがやっている最高の休息法」です。
・どうしても辛いのなら一回逃げます。けれど戻ってきます。
・どんなことも1回背伸びをしてみるのが良いです。
・合理主義です。
・ブログとプログラミングで独り立ちの費用を稼ぐことを第一目標としています。
早稲田の理工を途中棄権→翌日の明治の過去問を初めて解く→合格
こんにちは。
これから記事にするのは、私の後悔でもあり、後から思うと九死に一生を得たものでもあります。
→数学だけ受験し、昼に途中棄権
→池袋のサイゼリヤで明治の過去問を解く
→翌日受験→合格
人生で一番病んだ日
元々、私が学部選びができていませんでした。機械工学科か数理科学科でずっと自分の意思は揺れ動いていました。
前は自動車に代わる新たなインフラを開発したいと、機械工学科1本でしたが、"機械工学科は勉強が凄く辛く、楽しい大学4年間をそれに奪われる"、"受験勉強で物理の伸びが人の10倍位遅いのにこれ以上物理をやるのは自分を死に追いやる"というネガティブな想像で、受験前日に早稲田の理工を欠席することを決めました。
しかし、翌日、脳裏には「受験棄権したら可能性は0」、「出来なくても最後まで続けろ」という、何処かの誰かが口にした考えが浮かんできて、葛藤しました。第一志望ではありませんが、勿論この日のために5年分過去問を解いて対策をしてきました。
その状態のまま電車に乗り込みました。
その時、自分の頭は過去問のことと受験するかどうかの迷いとが重なり、病んで半ば意識がない状態でした。そして迷いながらも、受験をする事に。
だが、受験会場に入ってもなお、自分の頭の中には、
"何でこんな所受けちゃったんだろう…"
というネガティブな考え。
力を出せないまま数学を受験。2問完答。
明日の明治大学総合数理学部は自分の行きたい学部でした。
しかし、早稲田の理工の対策に力を注いでいた私はその総合数理学部の過去問に手をつけられていませんでした。
機械工は大変で大学生活を台無しにするという思い込み。
これまで機械工しか受かっていないから明日の総合数理学部に落ちたらどうしようという不安。
溜まりかねた私は次の理科の試験直前に試験会場を出て棄権しました。
周りの人から見ると、
「この人何処行くのwww」
「マジカスじゃんwww」
と思われているかも。
そして暫しの間東京を巡り休息。行き着いた場所が池袋のサイゼリアでした。
そこで総合数理学部の過去問を解き、コツを掴めた感じがしました。
そして翌日受験。合格でした。結果、私はそこに進学しました。
教訓
病んだり焦ったりすると正しい判断ができないこと、迷っていても何も解決しないことを思い知らされました。
私自身は学部で迷っていましたが、それは将来本当にやりたい事がなかったからです。
その場合は、学部は勘で決めて良いと思います。実際、進学してから自分のやりたい事が沢山見つかり、それができる時間が与えられているので機械工を選んでいなくて正解だったと思っています。今もツイッター上で理工は課題がキツいと良く耳に入ります。自分にとっては恐ろしいものです。多分続けられていないと思います。
そう思うと、あの日の棄権は良く思えば正しかったと思います。しかし悪く思ってしまえば、可能性を0にしたという後悔も残ります。
しかし、私はその時のことを良かったと思い続けています。それが自信になり、教訓になる。過去の出来事にどういった意味づけを施すかで印象はガラリと変える事ができます。
入りたい学部が決まっていないのであれば続けられそうで楽しい方を選ぶべきです。
後で気づきましたが、大学は人生を決めるということは真っ赤な嘘です。良く言われていることではありますが。
大事なのは入ってからどう過ごすか。そうでなければ、機械工に入った方は全員機械の仕事についてお金が稼げていなければ話が合いません。
自分の専攻というのは勿論ですが、それ以外に 自分が世の中で生きていくための様々なスキルアップを自分自身でする自由が与えられる場所が大学という教育機関だと思います。
学部に自分の人生を託さない。自分の人生は自分で決める。
それでは。
勉強大全 紹介 感想 いい勉強法とは?
こんにちは!大分暑くなって雨が目立ってきましたね。これから晴れの日が少なくなってしまうと思うと気分が落ち込むばかりです…
今日は、東大王とクイズ王で知られる、 伊沢拓司さん著 勉強大全 のレビューです。
1.良い勉強法って何?
ここで、
良い勉強法って何?
ということについて紹介したいと思います。
{
勉強法といえば、皆さんも一度はこんな質問を誰かにしたことがあるのではないでしょうか?
"○○について、良い勉強法を教えて下さい!"
喝!
喝喝クァぁぁぁぁツ!!!
伊沢さんによれば、この質問にはいくつかの問題点があると言います。
・目標が明確でない
・「いい」が明確でない
・現在位置が分からない
ということ。
良い勉強法を尋ねるこの質問は、「思考の怠慢」と言えるものであるそうです。
}
(出典:勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法 より)
これ以上書くと流石にネタバレになってしまうので書けませんが、受験終わりにこの本を読み込んだ私は思いました。
本当今まで何をしていたんだろう
と。
いい勉強法というものを自分の状況を考えずに聞きまくり、しかも現在位置も全く考慮していない。そんな感じでいい勉強法を聞く日々が3年の始まりから受験終わりまで続きました。
論外ですね。
正しい勉強法を確立する為にも、この本は受験生必読だと考えています。
2.おわりに
他にも、この本には、
・受験の意味 ・受験生活について ・模試の正しい読み方 ・暗記方法 ・伊沢さん自身の受験体験談
など、沢山のノウハウ、エピソードが詰まっています。
私自身、この本を読んで、沢山の気づきが生まれました。
これまで暗かった道が、一気に明るくなったような気がしました。
勉強法の記事を見たとき、私は面食らいました。そして今まで自分自身が成長できなかった原因が見えてきました。もっと早くこの本に出会いたかった。そう思うばかりです。
この本は正しい勉強の体系や勉強に対する疑問の解決策が論理的にきちんと説明されている、受験勉強のガイドラインとしては格好の良書です。勉強の本質をも得ていると思います。受験生の皆さんは是非読んでみて下さい。
それでは。
amazon 伊澤拓司著 "勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法" https://www.amazon.co.jp/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E5%A4%A7%E5%85%A8-%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B1%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E6%B3%95-%E4%BC%8A%E6%B2%A2-%E6%8B%93%E5%8F%B8/dp/4040653734
合格体験記より不合格体験記を読め!
こんにちは。
受験生の皆さんは合格体験記を読んだことがありますか??
先輩が合格するまでの道のりや、その先輩のお勧めの勉強方法が載っているもので、多くは学校の進路に関する手引書だったり、予備校や塾に冊子として、あるいはドドンと掲示されていたりもします。
まだ受験を経験したことがなく、不安な現役生にとっては、それは合格に向けた計画を立てる上で参考にしたり、モチベーションを上げたりと、色々と受験勉強の過程の中で助けになるものであるかもしれません。
私自身も、受験生の時は何をどう勉強すればよいかわからなかったため、勉強の合間にちらちら見ていました。
しかし、この記事で私が伝えたいことは、
合格した人の声を聞いても、多くの場合は何も学べない
ということ。
それよりも、
不合格した人から失敗を学ぶことが重要
です。
1.成功の原因は沢山あり、少数に絞れない。
合格体験記を見ていると、合格した方々の勉強法が山の様に書かれています。そこには沢山のノウハウが詰まっています。しかし、自分自身が合格する術を得たいのであれば、全ての内容を吸収することは辞めましょう。
なぜなら、
合格の要因は人それぞれであり、自分がそれを真似しようとすると、どのやり方が良いのか分からなくなってしまうから
です。
だとすれば、一人の合格体験記を徹底的に真似するというやり方もあります。
しかし、その人の勉強法が自分に合っているかどうかは分かりません。
例えば、あなたは今まで塾での自習を7時で切り上げ、夕食を毎日同じ時間に食べるなど、規則正しい受験生活を送ってきたとします。そして偏差値を着実に上げているとします。
しかし、そこで自分の目指す志望校に合格した人が、"毎日10時まで塾で勉強していました!"と言っていたらどうでしょうか?
あなたは、危機感を感じるかもしれません。
そして、毎日10時までの塾の勉強に変えてしまうかもしれません。
そして、それが原因で今までの生活習慣が崩れ、勉強が捗らなくなり、偏差値が停滞もしくは降下し、不合格になってしまう。
あり得る話です。
人間、焦ると正しい判断が出来ない状況に置かれます。
ここが、合格体験記を読むときに注意すべき所です。自分のやり方を持っていてそれで良い偏差値が取れているのであれば、あえて自分のやり方を変える必要はありません。
そこで、合格体験記を読むときは、
その人が「何をして合格したか」に注目するのではなく、「この人はこれだけ頑張って合格した」ということに注目して、「勉強のモチベーションUP」の為に用いると良いと思います。
2.失敗の原因を取り除くことが重要
これまで、成功の原因は人によって違うため、少数に絞れないということを言ってきました。
では、どうすれば成功に近づけるのでしょうか?それも少数には絞れず、絞ろうとすればキリがありません。
しかし、別の観点から考えてみると、
失敗の原因を取り除けば、それは成功に繋がります。
本当に重要なのは、成功しようと思うだけではダメで、そのために失敗を避けようとすることが重要だと考えます。
成功の仕方は人それぞれな一方、失敗の仕方は何種類かありますが、ほぼ共通しています。多くの不合格体験記を見て分かったこととしては、
焦り、慢心、思い込み、迷い、基礎不足、過去問対策不足…
これらが主な原因です。
そして、もしあなたが今、これらの状況に陥っているとしたら、少しでもこれらを改善をすることが大事です。
私自身、受験期は"E判定でも大逆転した例があるから大丈夫だろう"という受験に対する甘い思い込みと、どの勉強法が最も効率が良いかと考え、迷い続けることがありました。
1日中迷い続けて勉強が全く出来なかった日もあります。
論外ですね。
結局、私は第一、二、三志望校に落ちてしまいました。
受験期を振り返った今、このような"失敗の原因"を駆除していくべきだったと、後悔の嵐です。
3.おわりに
というわけで、結論としては…
成功者より失敗者から学べ!
受験に失敗してしまった方々の体験記をまとめたサイトがあります。そこのリンクを載せましたので、ご覧下さい。
北予備校 不合格体験記
http://kitayobi.com/kitayobi/failure/
大学受験失敗.com
https://大学受験失敗.com/
それでは。